日欧商事㈱
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JETCUPは、日本の皆さまにワインを通じてイタリア文化の魅力を伝え、イタリアワインに携わるソムリエの方々を讃え、その活躍の場を提供することを目的としたコンクールです。ソムリエコンクールでは異例の16年連続(コロナ禍を除く)開催されている唯一のコンクールであり、毎年、 高水準の競技が決勝戦で繰り広げられ、その様子は日本やイタリアのメディアにて広く取り上げられています。美しい日本庭園を誇るイタリア大使館にて“ボタニカル歴史ツアー”季節の美しい植物と共に生物多様性の大切さを学びましたワイナリー来日レポート アレッシオ・プラネタ氏による「ラ・セグレタ・ボタニカルツアー」2024年に創業30周年を迎えたプラネタ社より、醸造責任者でCEOのアレッシオ・プラネタ氏が5月に来日しました。1994年に登場したファーストヴィンテージの「シャルドネ」がワイン界に激震をもたらし、それまでのワインマップに存在しなかった「シチリア」が登場した年とも言われており、その後の同社とシチリアの活躍は、ご存じの通りです。今回の来日の目的は、創業以来大切に造り続けてきた「ラ・セグレタ」のリスタイルのお披露目でした。シチリアの土着品種と国際品種をバランスよくブレンドした、まさにプラネタ社を体現するようなワインですが、この度のリスタイルでは、たくさんの価値と意義、美しいシチリアを守り続けるというプラネタ社の決意と責任を背負ったワインとして生まれ変わりました。アレッシオ氏による新「ラ・セグレタ」お披露目ツアーは「ラ・セグレタ・ボタニカルツアー」として世界5都市の植物園で実施され、パレルモ、ニューヨーク、オスロ、東京、ロンドンでジャーナリストやワインのプロフェッショナルと共に、それぞれの都市の美しいボタニカルガーデン内を散歩しながら行われました。東京では、都内でも最も格式と由緒ある日本庭園の一つとされている、江戸時代に松平家のお屋敷だったイタリア大使館で行われました。中でもイタリア大使による日本庭園歴史ツアーと赤穂浪士のお話は、誰しもにとって忘れられない貴重な経験となりました。もちろん、生まれ変わった4種類の「ラ・セグレタ」も、皆さまに喜んでいただけました! また、社内向けには「ラ・セグレタ・パークセミナー」として、地球上に太古から存在するという銀杏の木の下で、植物のエネルギーを感じながら行いました。美しい自然をより一層大切に、次世代にきちんと残せるようにと、アレッシオ氏の強い責任感と思いやりから、ワイン以外のことも多くを学んだ意義深いセミナーとなりました。イタリア共和国駐日大使館公認“イタリアワイン大使”の称号が授与される唯一の大会イタリア共和国駐日大使館公認“イタリアワイン大使”の称号が授与される唯一の大会JETCUP イタリアワイン・ベスト・ソムリエ・コンクールJETCUP イタリアワイン・ベスト・ソムリエ・コンクールオンラインでイタリアワインを学ぶオンラインでイタリアワインを学ぶIWSS JETイタリアワイン・ソムリエ・セミナーIWSS JETイタリアワイン・ソムリエ・セミナーIWSSでは第一線で活躍し、業界を牽引しているイタリアワインのプロフェッショナルから、イタリアワインの奥深さを多角的に学ぶことができます。地域ごとのイタリアワインの地形や歴史、文化的繋がりについての講義や、イタリアの生産者と オンラインで繋げて参加者と同時にテイスティングなどを実施し好評を得ました。今後もオンラインでの開催を予定し、IWSSならではの独自のテーマをもった講義や、テーマに沿ったワインのテイスティングなどを予定しております。どうぞお楽しみに!2024年の優勝者、パレスホテル東京の山田琢馬氏は、イタリア共和国駐日大使館公認「イタリアワイン大使」ならびに、2025年大阪・関西万博イタリア・パヴィリオン公認「イタリアワイン・アンバサダー」の称号を授与されることが決定しています。また、優勝者にはイタリアワイン研修旅行をはじめ、寄稿、取材、特別なワインセミナーへの招待など、さまざまな活躍のチャンスが用意されています。さらに、2024年の特別審査員として、ワイン漫画『神の雫』の原作者、亜樹直 (あぎ・ただし)こと樹林ご姉弟が参加し、例年以上に華やかな盛り上がりを見せた決勝戦となりました。早朝の公園で社内向けセミナー。自然の中で行うセミナーは気持ちもリフレッシュ!日欧商事(JET)は、イタリアの食文化を通し日本とイタリアの架け橋になることを使命としています。“イタリアのスペシャリスト”として1981年から積み上げてきた経験と実績、そして独自のアイデアと行動力を最大限に活用し、お客さまのあらゆる活動を、サポートします。

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