バローロBarolo 格付品種テイストボディ適温料理 デルトーナDerthona 格付品種テイストボディ適温料理荷姿オーナーのアンドレア・ファリネッティが「白ワインのバローロ」を目指して造った長期熟成が可能なティモラッソ。洋梨や桃などフルーツとアカシアの花などのフローラルノートが香ります。はちみつの香りも特徴的。口当たりはドライでありながら柔らかさも併せ持ち、アルコール分と酸のバランスが抜群です。若いうちは、しっかりボディを感じる飲み心地のよさが特徴ですが、熟成を経るごとにミネラル味が増し、力強さとフィネスのバランスがとれた味わいに変化します。フレッシュさと酸味を保たせるため、セメントタンクにて低温で発酵、醸造。ステンレスタンクで澱と共に10ヶ月間熟成の後、瓶内熟成7ヶ月。デルトーナ“スカルダプルチェ”Derthona “Scaldapulce” 格付 750mlNo.53075208003807 003382750mlNo.53864228003807 002156750mlNo.53076218003807 00070100,01,060505(92+P),06(93P),08(93P)11(92P)バローロ DOCGネッビオーロ甘●●●●辛フルボディ18〜20℃ピエモンテ風リゾット(バローロと煮込んだ肉汁入り)、牛肉のバローロ煮込み、 熟成タイプのチーズ750ml×6荷姿5つの最良単一畑(カンヌビ、リステ、カンヌビ・サン・ロレンツォ、フォッサティ、サン・ピエトロ・デッレ・ヴィオレ)からのブドウを使用し、発酵を約12日間、始めは22〜25℃、最後は29〜30℃で行い、マセレーションは30日間。熟成はスラヴォニア産オーク■で4年間、瓶内熟成は6ヶ月間。単一畑の特徴が混ざりあった複雑さを持ち、すみれを想わせるブーケ、ソフトな味わいのバローロです。コッリ・トルトネージ・ティモラッソ DOC デルトーナティモラッソ甘●●●●辛フルボディ8〜12℃パスタ、魚料理、白身肉料理750ml×6ランゲ・ネッビオーロDOCネッビオーロ甘●●●●辛フル18〜20℃肉の煮込み、肉のグリル、鉄板焼き、ジビエ750ml×6コッリ・トルトネージ・ティモラッソDOCティモラッソ甘●●●●辛フルボディ12〜14℃アンチョビやホタテなどの魚料理、インサラータ・ルッサ、天ぷら750ml×1品種テイストボディ適温料理 荷姿クリュ“スカルダプルチェ”の畑から完熟した最良の実だけを手摘みし、クリオマセレーションを行います。ステンレスタンクにて静的デカンテーションのあと、17℃に温度設定をしたセメントタンクにて25日間発酵。熟成はステンレスタンクにてシュールリーで18ヶ月の後、瓶内で7ケ月。香りはミネラリーで力強く複雑。味わいは、垂直的で塩味を感じます。ストラクチャーのしっかりとした余韻の非常に長く、長期熟成が可能なワインです。2020年ヴィンテージが、イ・ヴィニ・ディ・ヴェロネッリにて、トレ・ステッレを受賞しています。750mlNo.53868208003807 002750ピエモンテ州ランゲ地方を代表する生産者ボルゴーニョ社が“ランゲ”という素晴らしい土地が生み出すワインにもっと注目すべく立ち上げた“Progetto Langhe ランゲ・プロジェクト”。ランゲDOCは広範囲で一括りにされがちですが、その価値をあげるためにクリュを持ち、その追加地理言及や村名をラベルに明記すべきだとボルゴーニョ社は考えます。バローロがそうであったように、ボルゴーニョ社はランゲの呼称にもいつかその日が来ることを望みながら、第一歩を踏み出しました。従来のランゲ・ネッビオーロ、バルベーラ・ダルバ、ドルチェット・ダルバの生産をやめ、より力強く、個性的なランゲの3つの新しい表現を創り出しました。それがこのプロジェクトで紹介される“ランゲ・アンクム”、“ランゲ・ボンペ”、“ランゲ・バルトメ”です。品種ではなく、ワインを生み出す土地に焦点を当てた、ランゲの素晴らしさとポテンシャルを感じるクリュワインです。バローロエリアの風景18ノー・ネームNO NAME 格付品種テイストボディ適温料理荷姿ノー・ネームは、「名前のないバローロ」です。ボルゴーニョの持つ、5つの最良単一畑(カンヌビ、リステ、カンヌビ・サン・ロレンツォ、フォッサティ、サン・ピエトロ・デッレ・ヴィオレ)のブドウを使用し、発酵を22〜28℃で約15日間。熟成はスラヴォニア産オーク■で3年間、瓶内熟成は6ヶ月間。バラやスミレの花や、フレッシュな赤い果実の香りにスパイスのアクセント。しっかりとしたボディにヴェルヴェットのようなタンニンがあり、非常に調和のとれた味わいです。ボルゴーニョ社が発信する“ランゲ”の魅力 〈Progetto Langhe〉ノー・ネームの名前の由来2008年のファーストヴィンテージリリース時、バローロになる規定をクリアしていたこのワインは、「色に問題がある」との理由で、バローロDOCGとして認められませんでした。そして、その数週間後、同じブドウからできた他の樽のワインを瓶詰めして役所に赴いたところ、そのワインはバローロDOCGとして認められたのです。ファリネッティオーナーは、同じワインなのに、違う評価を与えられたことに憤りを覚え、バローロDOCGの呼称を取得せず、敢えて格下げをし、「NO NAME:名前のないバローロ」としてリリースすることを決めました。ボルゴーニョ社にとってノー・ネームは、誕生時から今もなお「バローロ」なのです。
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