750mlNo.83203238022888 350017750mlNo.83204228022888 314057ファランギーナ・デル・サンニオ DOCファランギーナ甘●●●●辛ミディアム10〜12℃シンプルな魚料理、野菜、フレッシュなチーズ750ml×6ラクリマ・クリスティ・デル・ヴェズヴィオ DOCファランギーナ、コーダ・ディ・ヴォルペ甘●●●●辛ミディアム14〜16℃魚料理、野菜など、アンティパスト750ml×6グレーコ・ディ・トゥーフォ DOCGグレーコ甘●●●●辛ミディアム10〜12℃生魚、白身の肉、モッツァレラ・ブッファラ750ml×6ラクリマ・クリスティ・デル・ヴェズヴィオ DOCアリアニコ、ピエディロッソ甘●●●●辛ミディアム14〜16℃シンプルな肉料理750ml×6ファランギーナFalanghina 格付品種テイストボディ適温料理荷姿カンパーニア州サンニオ地区は、アペニン山脈の麓に位置し、起伏に富んだ地形と肥沃な土壌が特徴です。様々な種類の土壌が存在するため、生産されるワインに多様な個性を与えています。歴史と自然豊かな地域で、この地域は、古代ローマ時代からワイン造りが盛んに行われており、最も有名なのがこの“ファランギーナ”のワインです。中世にはこの地に多くの修道院が建てられ、ワイン造りが発展に貢献しました。現在でも地元で最も愛され飲まれているワインで、活き活きとした酸が特徴。爽やかなフルーティさと豊かなミネラル感が塩味と良く合い、美しい酸とともにキノコ、魚介類、白身の肉など柔らかな味わいの料理に合わせやすい。5ヶ月間ステンレスタンクで熟成、最低1ヶ月間瓶内熟成します。ラクリマ・クリスティ・ビアンコLacryma Christi Bianco 格付品種 テイストボディ適温料理荷姿「キリストの涙」と名の付く伝説から生まれたワイン。カンパーニア州のヴェスヴィオ火山の斜面で栽培されたブドウを使用し、その美味しさだけでなく、地元の文化や歴史と密接に結びついた特別なワインとして愛されています。ヴェスヴィオ火山の噴火により堆積した火山性土壌は、ミネラル豊富で排水性に優れ、ブドウ栽培に理想的な環境を提供しています。麦わら色。果物や柑橘類の皮の新鮮な香り。エレガントなミネラル感に支えられたスムースでフレッシュな味わいです。すべて手摘みにて9月下旬に収穫します。5ヶ月間ステンレスタンクで熟成後、最低1ヶ月間瓶内熟成します。グレーコ・ディ・トゥーフォGreco di Tufo 格付品種テイストボディ適温料理荷姿イルピーニアのトゥーフォ地区は、古代の火山活動によって形成された火山性土壌が広がっており、ミネラルが豊富で、特にカリウムやカルシウムが多く含まれています。これにより、ブドウは複雑な風味と香りを持つことができ、また水はけも非常に良いため、品質の高い果実を実らせることができます。1980年代からはこの地域のグレーコは「イエロー・ゴールド」と呼ばれ高貴なブドウとして高く評価され、2003年にはDOCGに昇格し、現在ではイタリアを代表する高品質な白ワインの1つに数えられています。厚みのある酸とミネラルが特徴のグレーコ。非常にクリアな印象で幅広く料理に合わせやすいオールラウンダー。高めの温度で提供することで、肉料理にも合います。1本で肉も魚も対応できる優れたワイン。4ヶ月間ステンレスタンクで熟成、最低1ヶ月間瓶内熟成します。ラクリマ・クリスティ・ロッソLacryma Christi Rosso 格付品種テイストボディ適温料理荷姿「キリストの涙」と名の付く伝説から生まれたワイン。カンパーニア州のヴェスヴィオ火山の斜面で栽培されたブドウを使用し、その美味しさだけでなく、地元の文化や歴史と密接に結びついた特別なワインとして愛されています。ヴェスヴィオ火山の噴火により堆積した火山性土壌は、ミネラル豊富で排水性に優れ、ブドウ栽培に理想的な環境を提供しています。落ち着いたルビーレッド色。フレッシュベリーの香り。あまやかなタンニンが心地良く、フレッシュでなめらかな味わいが特徴です。ステンレスタンクで4ヶ月間熟成後、ボトルで最低2ヶ月間熟成します。08(88P),09(89P),10(88P), 11(88P),13(88P),17(88P)03(90P),07(90P),09(88P), 12(88P),13(88P)10(88P),11(87P),13(87P)12(86P)06(89P),08(89P),09(89P),10(88P),11(88P),13(90P),14(89P), 15(91P),16(91P),17(92P),18(91P+),19(90P),20(90P),21(91P)750mlNo.83202238022888 36101310(91P),13(89P)750mlNo.83207218022888 31505412(84P)01(90P),05(90P),09(87P), 10(88P),11(88P),16(90P)37グレーコは、古代には「アミネア・ジェメッラ」(双子のアミネア)と呼ばれていた、南イタリアを代表する高貴なブドウ品種です。この名前は、双子のようにペアになったブドウの房をつける特徴に由来しています。アリストテレスによれば、アミネアはカンパーニア地方に定住したテッサリア人によってもたらされ、ヴェスヴィオ山の斜面に植えられたとされています。古代の学者であるコルメラ、プリニウス、ビルギリウスも、このブドウが長期熟成に適しており、古くから多くの人々に愛されていたことを記録しています。白亜質土壌の恩恵を受けたトゥーフォの土地では、このブドウが何世紀にもわたって栽培されており、現在では「グレーコ」として知られています。イタリアの偉大な白ブドウであるグレーコのワインは、深みと印象的なストラクチャーを兼ね備えています。グレーコのワインに共通している特徴は、美しい黄金色、高めのアルコール度数、豊かな味わい、オイリーな口当たり、そして際立った酸です。アロマは、花、ピーチ、はちみつなど多岐にわたります。そして何よりも、若いヴィンテージから美味しく飲めて、かつ長期熟成のポテンシャルがあることが魅力です。アリアニコは、南イタリアの赤ワインを代表する高貴で洗練された黒ブドウ品種で、偉大な伝統を象徴しています。イタリア最古の品種と言われおり、近年のワイン醸造技術の向上により、北イタリアを代表するブドウであるサンジョヴェーゼやネッビオーロと肩を並べるほどの品質を誇ると言われています。アリアニコの主要なバイオタイプはタウラージ(Taurasi)、タブルノ(Taburno)、デル・ヴルトゥレ(del Vulture)で、それぞれの地域名が名前の由来になっています。深みのある色合いのアリアニコは、花や香ばしいアロマに加え、際立ったミネラル感が特徴です。フルボディの濃厚な味わいで、しっかりとした骨格を持ち、高くて力強いタンニンと豊富な酸を感じられます。長期熟成に向いており、優雅で洗練されたワインになるポテンシャルがあります。ファランギーナという名前は、古代の栽培技術に由来しています。その語源は「ファランガ」という、樹木の成長を支えるために使われた長い木製の支柱に由来しています。このブドウの名前が初めて文献に登場したのは1804年のことで、「食べておいしい」ブドウの一つとして紹介されました。1930年代には、ワイン醸造者のグループがファランギーナをイタリアを代表する優れたブドウの一つと認定し、南イタリアの主要なワイン生産地での栽培を推奨しました。現在カンパーニアでは地元民に最も愛され飲まれている品種です。「フレグレア」と「ベネヴェンターナ」という遺伝的に異なる2種のファランギーナが確認されており、それぞれ異なる特徴のワインが造られています。フレグレアはしっかりとしたストラクチャーと高いアルコール度数を持ち、ベネヴェンターナは花のようなニュアンスが際立っています。イルピーニアの品種②グレーコイルピーニアの品種④アリアニコイルピーニアの品種③ファランギーナラクリマ・クリスティの伝説あまりにも碧く美しいナポリ湾、それは天国の美しい青空の一部を、悪魔が切り取ってナポリ湾に落としたからだと言われています。美しい青空の一部を失ったことを悲しんだキリストが涙を流し、そしてその涙が落ちた土地に育って生まれたのがこのワイン、ラクリマ・クリスティ(訳:キリストの涙)だと言い伝えられています。また、カンパーニアを訪れたドイツの詩人ゲーテは「キリストはなぜドイツで涙を流してくれなかったのだろう!」と、このワインの美味しさを称賛したと言われています。様々な料理と相性の良い、南イタリアを代表する万能ワインです。
元のページ ../index.html#91